キックボクシング界の「神童」那須川天心が、AdemaTVの3周年記念として
「名須川天心にボクシングで勝ったら1000万円」企画をやります。
3年前には引退した亀田興毅が同企画をやって素人をコテンパンにやっつけましたが
今回は現役の世界王者。
結果はなんとなくわかりますが、どの分野においても素人がプロに勝てることなどあるのでしょうか?
目次
那須川天心の簡単プロフィール
生年月日:1998年8月18日
身長:165CM
体重:55Kg
戦歴:28戦28勝

強すぎる~!!
昨年大晦日でメイウェザーに敗れはしたものの、公式戦ではないので戦績に傷はつかず今だに無敗の王者です。
史上最高の天才と言われながらも謙虚で油断を知らない選手なので
この先も当分負けることはないでしょう。
ましてや素人相手と考えると、話にもなりませんがもしかしたら、、、と希望を抱いてしまうためにAdemaTVの人気企画となっているのでしょうかね。
那須川天心が本気でやるとは思いませんが相手側の怪我が心配です。
売名にはもってこいですが、なんとか経験者とお願いしたいものです。
素人がプロに勝つことは果たしてあり得るのか?
格闘技に関わらず定期的にプロVS素人の試合なんかが流れていますがプロが負けた映像を私はみたことがありません。
そもそも、仕事として取り組みお金を貰い朝から晩までトレーニングを何年も繰り返しているプロに勝てると思うことが不思議です。
キックボクシング界の天才ですらボクシング界の天才「メイウェザー」に歯が立たなかったのですから才能とは別の作用が働いていますよね。
スポーツや格闘技は体を使う競技なので一見「いけるんじゃない?」と思うのですがやっぱり無理。
誰にでも腕はついていて殴ることはできるので勘違いしてしまうのですが
人をどうやって殴れば倒せるのかを何年も考えている人に対しては全くもって歯が立たないのです。
お笑いに例えても、「面白い人」と周りから賞賛されていたとてプロには叶いませんよね?
相手は年がら年中「どうやったら笑のわせられるのか」だけを考え試行錯誤してきたプロ。
笑いも生活の一部なので芸人並みに「俺。面白いんじゃね?」と思ったところで
舐めすぎです。
もっとわかりやすい例で言うと
プログラミングで食べている人と素人がどっちが早く正確に作れるか対決したとしたら、結果を聞くまでもないですよね。
パソコンすらまともにいじったことのない素人が勝てるわけもありません。
格闘技も同様で、身近な競技なためプロとの差が分からないだけで本来は無謀すぎるほどの戦いなのです。
プロと素人の圧倒的な互いとは?
上記の内容と反復する部分もあるのですが枠にまとめました。
・知識の違い
・場数の違い
・試行錯誤の違い
・基礎、応用の違い
那須川天心もそうですが、負け無しということは初戦も勝っているということ
つまり経験はあまり関係ないんじゃない?と思われがちですが
プロになってからの話であり、アマチュア時代から何度も戦っています。
50回経験した人が100回経験した人に勝つことはあっても
1、2回しか経験ない人が100回経験した相手に勝つことは無理なのです。
50回経験する最中に基礎を学び、応用も身につく。知識も深まり分析とは違った戦い方をされても臨機応変に対応できるものなのです。
パソコンを数回開いただけではタイピング能力は身につかないのです。
素人がプロに勝つにはどうしたら良い?
では素人がプロに勝つにはどうしたらいいのでしょうか。
それはプロを目指すか、対戦相手だけを研究するかです。
短期間では間違いなく勝ち目はありません。相手は血も滲むような努力を何年もしてきているので一長一短の努力では歯が立たないでしょう。
それでも勝ちたいのならば寝ずに毎日トレーニングしてプロの練習量を超えるくらいやらなければ意味がありません。
ラッキーや偶然を狙えるのが相手が多少の経験者か一回り以上身体が小さいときだけです。
例え短い期間でも死ぬ気で努力すれば可能性は上がることは確かです。
対戦相手を徹底的に研究する!!!
毎日のトレーニングが厳しい場合でも対戦相手を徹底的に研究して弱点を見つけることができれば可能性はあがります。
とはいっても並大抵の研究じゃ意味ないです。
スピード、間合い、タイミングを細分化し事細かにデータを取ります。
どんな選手にも弱点はありますから、見つけてつけこんでいくのです。
弱点を見つけたら、後は実際に身体を動かしイメージを高め仕上げていきましょう。
まとめ
以上になります。
プロに勝てない理由として1番大きいのは「経験」の差です。
経験の差を埋めるには、血も滲む努力と数年の実践経験が必要になります。
万が一プロとなにかしらのジャンルで戦うことになった場合には
相手を研究し、弱点をつくこと。それ以外で勝ち目はありません。
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